どうもiwakoです。
ハロウィンパーティ行きたい、でも一緒に行ってくれる相手がいない、でも一人で行くのは恥ずかしい、外出たい、遊びたい、でもお金ない誰か助けて、だからパーティ行かずに引きこもるよ、でお馴染みのiwakoです。
ハロウィンパーティではそんなお化け達に仮装しますよね。
古代ケルト民族は10月31日の夜に死者の霊が訪れる、悪霊や魔女が街をさ迷うと信じられていたため、「死」や「霊」、「邪悪なもの」と関連が深いお化けやモンスターの仮装をされるようになりました。
でも実際どんなお化け達ががいるのかわからないという人もいるはずです。
そこでお化け達の種類をイラストを添えてお伝えします。
ハロウィンのお化けやモンスターの種類一覧!
ジャック・オ・ランタン
ハロウィンと言えばカボチャ!そうジャック・オー・ランタンです。
ハロウィンでは中にろうそくを入れる灯具としてありますが、元々はカブをくり抜いて作ったランタンだそうです。
お化けとしては火の玉のような姿だったり、カボチャを被った、またはランタンを持った男の姿だったりします。
この「ランタンを持った男」というのが伝承で悪事を働いた男が、死後、天国にも地獄にもいけず、落ちてたカブをくり抜いたランタンを持って現世をさまよい続けているという話に由来するそうです。怖いですねー。
ちになみハロウィンで使われるオレンジ色のカボチャは食用ではないので味はなくおいしくないらしいですよ。
ゴースト
ゴースト、俗に言う幽霊ですね。死んだ人間の魂が成仏できずに現世をさ迷います。あと透けていて生きた人間には見ることも触ることもできません。
数々の創作物のモチーフにもなってきました。殺された時、死んだ時の姿で現れるもの、三角巾に白装束の幽霊、足があったりなかったり、そもそも形がなく火の玉みたいなものだったり姿形は作者によってその姿は様々です。
日本では貞子のイメージが強いですね。子供の時見てマジで半年くらい一人でトイレとお風呂に行けなくなりました。
海外の幽霊は足があり、なぜか子供の幽霊が多くイメージされることが多いようです。創作物で、日本では女性の霊が多く、海外では子供が多い、これには理由があるのでしょうか?
普通に男性で描くよりも女子供で描く方が逆に恐ろしいということなんですかね。
ハロウィンの仮装は白い布被って顔を描くだけで幽霊の仮装って言い張れますね。お手軽です。
ゾンビ
死体のまま蘇ったお化けですね。肉が腐敗し溶けて生前の形をあまり保っていません。色もかなり黒ずんでいます。
創作物では噛んだものが次々とゾンビ化するという作品が多いです。あと人間がウイルスに感染しゾンビ化したり。ゲームのバイオハザードがいい例ですね。
だから創作物では一対一ではなくて大量のうごめくゾンビから逃げまどう人々という構図が多く作られています。その方が迫力も絶望感もありますからね。追い込まれて大量のゾンビに噛まれてゾンビ化する絶望ったら半端ないですよ。
ゾンビって死体が蘇ったもののはずですけど生きた人間がいきなりゾンビになるというのもおかしな話ではありますけどね。
ハロウィンの仮装のゾンビ見るたびにいつも思うんですよ。メイク大変そうだなと。
しかも気合入ってるゾンビのメイクってめちゃめちゃ怖いじゃないですか。中身が飛び出していたり。仮装の中で一番恐ろしいです。
スケルトン(骸骨)
死んだ人が骨だけで動き回るモンスター(?)です。死んだ人間なのでお化けなのかモンスターなのかよくわかりませんね。その辺はゾンビと共通しているところがあります。
なぜ骸骨が動き出すのか、というのは死者の魂が入り込んで動くパターンか、何者かの魔法や術で操られるパターンも多いですね。
スケルトンというのは中世ヨーロッパの伝承から広まったということなのでゲームのRPGで登場する骸骨は剣や盾を持ったヨーロッパの騎士風の骸骨が多いように感じます。
古代ケルト民族はガイコツの頭部に死者の魂が宿ると信じられていました。
仮装としては基本真っ黒い衣装に骸骨の絵が描いてあるだけなので似たり寄ったりになりがちですね。
ミイラ男
ミイラが包帯でぐるぐる巻きにされた男性がこのミイラ男です。ケガしているわけではなく、中身はミイラなので、体が腐敗しないように包帯で保護しているんですかね。保護できるんですかね。
中身が包帯の隙間から少し見えていて、ガイコツよりも生々しい分怖いかもしれません。
あ、もしかしたら見にくい体を隠すために包帯で体全体を覆っているのかもしれません。
恥ずかしがり屋さん?
この手のキャラクターって漫画などでは包帯を取ると実はミイラ男じゃなくて透明人間だった、ってパターンもありますよねなぜか。
ミイラと言えば古代エジプトですよね、ツタンカーメンの呪いとか恐ろしいですけどロマンがあって好きです。
コスプレは包帯巻くだけなので簡単ですね。なんも買わなくていいです。家にある救急箱に入ってる包帯使えばいいんですから。でもその場合家族に怒られないように気を付けてください。
魔女
魔法を使いほうきで空を飛ぶ女性、それが魔女です。魔法を使うってなんでもありですね。そもそも魔法の定義がよくわかりません。どこまでが魔法なのか、どこまでできるのか、なにができるのか。現代で言うところの超能力や霊能力も魔法の一種なんですかね。
悪魔と契約して魔力を得たとか、薬を調合して魔力のこもった薬剤を作るとか聞いたことあります。
世の中で起こった出来事で言えば15世紀頃ヨーロッパで起こった魔女狩りが有名です。これまたどうやって魔女認定されるのか分かりませんが、魔女と定められた人物は断罪され、大人子供問わず、男性であっても魔女の疑いをかけられることもあったそうです。今魔女を本気で信じていた時代があったなんて信じられませんね。
魔女というと老婆のイメージも強いですが、現代の創作物ではそれぞれ衣装に身にまとった魔法少女を題材にしたアニメとかやってますね。魔女狩りなんて恐ろしいイメージとは一転、可愛らしいキャラクター達が映像化されています。
魔女はハロウィンの中では一、二位を争うくらい有名、コスプレとしても魔女は人気が高いのではないでしょうか。
ヴァンパイヤ(吸血鬼)
吸血鬼とも言います。人の生き血を飲み、噛まれた人間も吸血鬼になると言われています。でも、ニンニク、十字架は苦手、日の光を浴びると焼け死んでしまう弱点も持っています。
吸血鬼にはいろんな伝承があり、人間ではないモンスターの一種だったり、死者が蘇ったゾンビのような存在だという伝承もあります。
死者から蘇った説で言ったら悪さや犯罪を犯した者が死後、現世に悔いを残しているから吸血鬼として蘇ったという説もあります。
確かにゾンビも噛まれたらゾンビ化するというものなので似たようなものなのでしょうか。でも吸血鬼はゾンビと違って意思があるようなイメージです。あと女の吸血鬼はすごくエロいの想像しちゃいます。
ハロウィンでエロいコスプレしてください。
フランケンシュタイン
死体から蘇った化け物ですね。頭にネジが刺さってるのが特徴的です。
元々はイギリスの小説家、メアリー・シェリーが出版した小説「フランケンシュタイン」から広まって、現代まで数々の創作物が作られました。
実はフランケンシュタインとはこの小説に登場する怪物を作った科学者の名前だったりします。この怪物の名前自体はないんですよね。確かに縫い目が合ったりネジが刺さってたり作られたって感じがします。
小説は怪物が人間から迫害され、孤独の中で悩み苦しみ最終的に自分の命をも経ってしまうという悲しいお話です。
そうですね、なんとなくフランケンシュタインって巨漢で顔も怖いですけど実は心優しい生き物ってイメージです。
狼男
普段は人間の姿をしていて満月になると狼に変身する化け物ですね。また、一説によれば狼に憑依された人間というのや狂犬病を発症した人間が狼男と言われていた説もあるそうです。
イメージとしては普段は人間の姿をしていますけど満月の夜に狼に変身するとかですかね。それも完全な狼ではなくて2足歩行の人狼です。
そして狼化したら我を失って凶暴化するというのがお決まりのパターンですかね。作品にっては狼男に噛まれたら狼男になるってのもありまう。そんなゾンビやヴァンパイアみたいな・・・。
なぜ狼に変身するのかは魔女から呪いを受けたり先天的であったりと様々で。
悪魔
サタン、デーモンなどいろいろ呼び名があります。
悪魔ってどのようなイメージでしょうか。黒くて角が生えてフォークのような武器持ってるとかそんな感じでしょうか。
でも明確な悪魔の定義ってよく分かりませんね。西洋では悪霊を悪魔と言ったり、キリスト教では人間を誘惑して魔の道に引き込む存在、仏教では人間に災いをもたらす邪神のことだったり・・・じゃあ邪神っていったいなんだという話になりますよね。神話とか宗教は詳しくないのでよく分かりませんが。
なんにしてもあまりいい存在ではないということですね。悪魔の仮装ってだいたい黒い衣装を身にまとって女性なんか可愛らしい恰好しますけど悪魔の存在を考えたらそんな可愛いもんじゃないと思います。もっと恐ろしい何かですよ。
悪魔のコスプレ・・・好きですけどね!
ハロウィンの起源は元々悪魔崇拝者が行う生贄の儀式だったようです。動物だけではなく人間の子供も生贄にささげられていたのだとか・・・恐ろしや。現在では考えられませんね。
ゴブリン
RPGゲームやファンタジー作品ではお馴染みのゴブリンです。ファンタジーでよく見るゴブリンって緑色で背が低くこん棒のような武器を持っているイメージです。
緑色の肌に明確な理由はないそうです。(調べたけど分からなかった)きっと最初にゴブリンを描いた人が緑色にしたからそれが定着したのだと思います。
ヨーロッパの伝承によると洞窟に住む妖精や精霊の類なのだとか。妖精!?僕のイメージするゴブリンはどう考えても妖精っていう姿形はしてないので最初見た時びっくりしました。妖精が可愛らしい小さな女の子というのも人間の考えた勝手なイメージなんですけどね。
ちなみに同じ妖精と呼ばれているもので邪悪な妖精がゴブリン、善なる妖精がドワーフやエルフと言われています。
創作物では大物として登場する作品はほぼないのではないでしょうか、どうしても悪の手先、それもザコ敵というイメージが強いです。
バンシー
聞きなれない名前かもしれませんが、これはアイルランドに伝わる女の妖精です。
バンシーは死を予言することができ、死期が近い人の前に現れ泣きます。泣くだけす。人に悪さしたり死をいざなったりはしません。
言い伝えでは老婆の姿だったり、若い女の姿だったり様々です。でも普通の人間には姿が見えません。
なんか老婆って聞くと妖精って言うより魔女っぽいイメージをしてしまいますね。
だから僕は若い女の子のイラスト描きます!なぜならおばあちゃん書けないから!上のイラストは死が近い人の前に現れるということで喪服や修道院のシスターとかそんなのをイメージしながら描きました。
死神
死神っていったい何なんでしょうか。どういう存在なんだろう想像はできるけど正体が全く分かりませんね。いつから「死神」の存在が認知されているのかも謎です。
死神のイメージって何なんでしょう。漫画では使い古されてますが、その姿は、顔がガイコツなもの、姿は人間、化け物、いろいろありますね。そしてだいたい黒いローブに大きな鎌持ってます。
死神を見たら死の前兆と言われていますね。そして鎌で人間の魂を奪い来ます。「奪いに来る」って言ったら言葉悪いですが、死んだ人間が悪霊になって現世をさ迷わないように魂をあの世へ運ぶ案内屋としての役目もあるようです。
宗教では生と死を司る最上位の神として崇拝している宗教もあるのだとか。
ピエロ
ピエロって怖いですよね。
ピエロという意味合い自体は大道芸などをして人を楽しませるコメディアン、サーカスでもおなじみのピエロですが、派手な衣装に身を包み、あの白塗りな顔に笑顔。見た目が怖いです。というかあの姿で動きと笑顔が少し不気味なんですよね。ピエロの大道芸人には申し訳ないですけど。
マクドナルドのキャラクター、ドナルド見るだけで怖いですもん。
実際に白塗りの顔が恐怖心を煽る道化恐怖症という精神的な病気もあります。アメリカでは幼少期からサーカスが身近にあり、見に行く機会も多いため道化恐怖症にかかりやすいのだとか。
その恐怖の象徴となったきっかけの一つがホラー映画『IT(イット)』ですね。小さな子供がピエロの姿をした人物に簡単に殺されてしまうシーンは人々を恐怖のどん底に突き落としました。
他の創作物での悪人やホラー映画で題材にされることがありますね。特に快楽殺人者として扱われることが多いです。
本来は人を楽しませる存在のはずなんですけどね。
かかし
かかしとは田んぼや畑で獣や鳥を追い払うために設置する人の形をした人形ですね。作り方は様々で藁や竹で作ったもの、現在は風船に顔を書いたものやカラスへの見せしめとしてカラスの死体をくくりつけたカカシまであります。
元々は田の神とあがめられ、悪い霊や邪悪なものを払う効力があるとされていました。
海外のカカシはクオリティーヤバイな(笑)#かかし#ネタ#ホラー pic.twitter.com/51kDl2cgZL
— マリク大尉@ネーム変更! (@7thRome) June 5, 2015
でもツイッターで見つけたカカシがホラーすぎる(笑)
これは絶対田の神じゃねえ!邪悪なものを追い払うどころかこいつが邪悪そのものだ(笑)
動くカカシとしてはカカシに死んだ人間の魂が入って誕生したカカシ男が殺人を起こす『案山子(かかし)男』というホラー映画があります。
でも僕的にはカカシにそんなに怖いイメージはないですね。
どっちかというとオズの魔法使いやハウルの動く城に登場するカカシのようなコミカルなキャラクターのイメージが強いです。
ハロウィンのシンボルである不幸を呼ぶと言われてきた動物たち
フクロウ
昔はフクロウは日本で死の象徴、中国でも邪悪の象徴とされていましたた。ただ伝承によっては英知の象徴であったり、神として崇められていたりもします。
現代の日本でも「不苦労」や「福郎」と言った語呂合わせから縁起のいいものとして扱われることが増えてきました。お土産物屋さんでもフクロウの置物やキーホルダーなどよく見かけますね。
僕自身フクロウは目が大きく360度首がグルんと回るので少し怖いです。
コウモリ
コウモリの迷信には2種類あります。
まず一つはヴァンパイアの使い魔的存在、夜にしか行動しない怖い生き物という印象から縁起の悪いものと言われています。ヴァンパイアの使い魔でありコウモリは人間の生き血を城へ運んだりするんですよね。本で読んだ。
コウモリで実際に血を吸うのはほんの数種類みたいです。調べた。
夢占いでもコウモリがでてくる夢(追いかけられる、噛まれるなど)は災難や災いなど不幸が降りかかるもののとされています。
もう一つの迷信はコウモリは漢字で「蝙蝠」と書いて、「蝠」の字は「ふく(福)」と読むことから一部では縁起のいい動物だとされています。
僕は好きですよ。コウモリ。なんかかっこよくないですか?
黒猫
黒猫は不幸を運ぶ不吉な存在として描かれることが多いです。黒猫を見たらよくないことが起こるとかなんとか・・・。
不吉だと言われているのはその昔海外で魔女狩りが行われていたせいなんです。魔女をイメージする黒なので黒猫は魔女の使い魔としての存在や、魔女が化けた姿とも言われています。当時は黒猫すら処刑の対象であったと言います。あんなに可愛いのに・・・。
「黒」ってだけで殺されてはたまったもんじゃないですよね。
そういう時代があり、黒猫は不吉な生き物という迷信が現代まで伝わっています。
しかし現在、魔女狩りが主に行われていたベルギーでは悲惨な歴史を忘れないために、また、命を落とした黒猫達への悼むために、一年に一度、猫祭りが開催されているそうですよ。現在ではヨーロッパ、その他多くの国では黒猫は幸福の象徴とされています。
カラス
カラスが鳴くと不幸になると昔から不幸になると言われています。カラスからすればとんだ言いがかりですが、ゴミあさったり人に迷惑かけるのでそれも致し方ないことなのかもしれません。
あとカラスって創作物で死体に群がってるイメージです。人骨の頭の上に止まってたりね。
カラスの鳴き声ってめちゃめちゃ種類あるみたいですよ。漫画でよく「アホー、アホー」とか鳴き声しますけど僕は一度もリアルに聞いたことありません。カラスの鳴き声の一種なのでしょうか。
クモ
クモは、昔から伝えられている迷信では朝のクモは縁起がいいから見つけても殺してはいけない、逆に夜のクモは縁起が悪いから殺した方がいい、とうちの親も言ってましたよ。
朝と夜とで意味合いが変わるんですよね。所詮迷信ですが。
しかし国によっては「幸福なシンボル」とされている国もあります。仏教では「神の使い」として天から幸福をもたらせてくれるとされています。
どちらにしろ不気味な存在には変わりありませんけどね。・・・、見た目がね。
ちなみに黒猫、コウモリ、クモは魔女と関係が深いとされ、そこからハロウィンのシンボルの一つと数えられるようになりました。
そしてコウモリのイメージからヴァンパイアの仮装も増えたようです。
『ハロウィンのお化けやモンスターの種類一覧!イラストを添えて』まとめ
これだけたくさんお化けやモンスターがいるんですね。
死から蘇ったモンスターがたくさんいますね。
ハロウィンの仮装ではなぜかナースの恰好してる人やダースベーダーの仮装してる人もいますけど定番ではないので除外です。なぜダースベーダー・・・。悪だけども。
この記事で仮装選びの参考にでもいてもらえれば幸いです。
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