皆さんお寿司のネタは何が好きですか?
僕は普通に玉子が好きです。ほとんど僕は回転寿司しか行ったことなかったんですよ。というか回らない寿司屋は敷居が高くて行けなかったんですけどね。高級そうじゃないですか。
ですが、名古屋に面白い寿司をだす店があるとの情報をキャッチしました。
そこではネタはネタでも下ネタとのことです。
行くっきゃないっしょ。
下ネタをだしてくる寿司屋とは全く意味が分かりません。
もしかして寿司ネタではなく店員が常に下ネタで接してくる店だったらどうしようかとドギマギしながら現地に向かいました。
もちろん1人ですよ。下ネタだしてくる店とか怪しいですからね。誘えないですよ。いえ決して友達いないわけではないですから!
名古屋市中村区の錦通りにその店はあります。
でもあれそれっぽい店ないなあとナビ見ながら探していたのですがありません。ほんとにそんな店あるのかよと疑心暗鬼になりながら10分くらいその辺ぶらぶらしてたところ反対側の歩道であることに気づき、けっこう離れている横断歩道まで歩く羽目になりました。なんてこった!
下ネタ寿司がある丸八寿司
ようやく看板が見えてきました。こちらのようです。
どうやら建物の2階にあるようですね。
この階段を登った先らしいてすが・・・マジかよ。壁紙破れてんぞ、ここ登って大丈夫かよ。
不安と期待を心に秘めながら登った先には入り口がありました。
なんかホッとしました。
店内はこじんまりしていてカウンター席のみですがお客さんがけっこういて繁盛しているようでした。
目の前の厨房にはメニューがずらーっとかかっています。あれ?結構普通だ。
後ろにもメニュー表が。こちらもけっこうふつ・・・いやいやおかしいですね!1番下の段と左側はおよそ寿司とは思えないメニューがあります。セクハラ巻、ソープランド巻あたりが噂の下ネタ寿司ですね。
ちびまる子巻、嫁姑巻、アラスカ巻、カンニング巻・・・意味が分かりません。
アイスクリーム巻ってなんですか!まさかほんとに寿司にアイスがはいっているんですか!?
人名も書いてありますよ。松田聖子を巻いて食べるとか・・・巻とつければ寿司っぽくなる不思議。
寿司屋の大将が「何にする?」と急かしてきましたけど珍しそうなお寿司は写真がないのでどんな寿司なのか分かりません。とりあえず頼んでみましょうか。
ソープランド巻
まずは1番目についたソープランド巻です。ネーミングおかしいだろ。なんだよそれ・・・。
しかしここで問題が、隣にはカップルが座っています。
これは注文するのが恥ずかしいです。
「すいません・・・ソープ・・・ランド巻一つお願いします(ごにょごにょ)」
こっそりと大将に注文しました。
大将「へい!ソープランド巻1丁〜!!」
声でけえよ!
ちょ、隣のカップルが「え?ソープランド(笑)」「何それ(笑)」とぼそぼそ笑ってるじゃん!てかカップルは下ネタ寿司のこと知らんのかい!
下ネタ寿司目当てじゃない人もこの店にくるんですね。(そりゃそうか)
どうしよう・・・店の奥からやり手な女の子が登場したらどうしよう・・・万単位のお金請求されたらどうしよう。
そわそわしながら待っていたらでてきましたよ。
よかった!普通のお寿司だ!
ん?普通のお寿司?いやいやこれのどこがソープランドなんだろうと一口食べて分かりましたよ。
これは貝です。全部貝類が入っています!貝を食べる・・・なるほどソープランドってそういう・・・皆さん分かりますかね。貝ってのは女性の・・・説明しなくていいですかそうですか。
大将が奥の方でフッて感じでどや顔して見てきました。なんだよその自信満々な顔。
不感症巻
続いて頼んだのは不感症巻です。僕は不感症じゃありません。
「へい不感症巻一丁~!!」
だから復唱するのやめい(笑)
おや?見えてるのは玉子にマグロにサーモンですかね。たくさん入って普通においしそうな巻き寿司ですね。
でもこれもどこかに不感症要素があるに違いない!と考えましたけど分かりませんでした。
僕「これはなんで不感症巻なんですか?」
我慢できずに大将に聞きました。
大将「いろんなネタが入ってるけどイカがない!つ~ま~り~」
僕「・・・イカない」
やかましいわ!
なるほど、2品目にしてお腹いっぱいです。(いろんな意味で)
ABC巻
いや実際お腹はいっぱいなんですよ。回らない寿司屋は高いと思ったのでそんなに食べないつもりで夜飯を別のとこで食べた後に来たんですよね。
でももう少し注文してみますよ。
続いてはABC巻という巻き寿司です。
エビと・・・奥に見えるのはなんだ?と手にとった巻き寿司を見ていると、
大将「それはエビとレモン!ビタミンCたっぷり!AB(エビ)C~!ってね!」
お、おう。
そういうことか。てっきり恋のABC的なの期待してしまった自分が恥ずかしい!
youtu.beビタミン足りてない僕には最適な巻き寿司です。すっぱおいしい。
セクハラ巻
次はセクハラ巻というのを頼みました。ネーミングから怪しさ満点です。
「セクハラ巻はにぎり寿司だからねー」という言葉とともに大将はそっとそのセクハラ寿司を置きました。
こればっかりはフフッて笑ってしまいました。
言っちゃうけどさあ、
これセクハラ以上のことしてるやん!
え(笑)モロじゃないですか!
んんモロじゃないですか!というか完成度すげえ。
タコがずっぽり入ってる・・・。入り口のビラビラが生々しくてもう(笑)
しばらく食べるの躊躇しましたよ。
うん次で最後にしよう。
ドラゴン巻
最初から気になっていたドラゴン巻とうのを頼みました。
なんかドラゴン巻だけ力強く書かれていたんですよね。そんなに思いがこもった寿司なのかどうなのか、この目で確かめてみたくなりました。
見た目は普通です。かいわれと明太子かな?
一口食べてみました。
!?
辛い!とてつもない辛さが口の中を覆っています。
わさびです。中にはわさびがぎっしりと詰まっています。いやほんとに・・・写真では少し分かりにくいかもしれませんが結構な量入っていますよ。
ううう・・・我慢しながらもう一口食べました。
!!?
「かっ・・・!!」みぞおちを殴られたような声をあげてしまいました。
わさびとは別の辛さが湧き出てきます。
唐辛子・・・だと!
やばいぞこれは。辛い・・・辛すぎて味が分かりません。
明太子にわさびに唐辛子・・・辛さのバーゲンセールです。
僕が固まっているとマスターがそっと水をだしてくれました。
大将「どや!辛いだろ!辛すぎてドラゴンみたいに火をふくからドラゴン巻きだ~」
・・・
僕は何も言えませんでした。
大将「燃えよ~ドラゴーン!はっはっはっは!」
何笑ってんだよ。
まとめ
大将が楽しそうで何よりです。
最後はしばらく口がひりひりしていましたけれど面白い寿司屋でしたね。きっと楽しんでメニュー考えてるんだろうなあというのが伝わってきました。
味の方ですがおいしいです。最後の以外は。最後は完全に外れメニューでしたね。他にもあるかもしれません。
他のも食べてみたかったですけどねー。機会があったらまた行きたいです。
一つだけ、
これ絶対三ツ矢サイダー→三つ野菜だ・・・みたいなノリだろ!絶対そうだろ!そうだと言ってくれ!
24時間営業なのでいつでも食べることができます。普通のメニューもたくさんあるのでデートでも楽しめると思います。ただし彼女の前でセクハラ巻だけは頼まないようにしてください。
メニューだけで面白い!想像するだけでもどんなメニューか気になって頼みたくなってしまう!そんな丸八寿司に是非足を運んでみてください。
店名:丸八寿司
住所:愛知県 名古屋市中村区 名駅 4丁目21-5
TEL:052-563-0608
営業時間: 0:00~24:00
定休日:なし
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