どうもiwakoです。
僕はドラクエが好きです。人生を教えてくれるゲームだと思っています。
そして買ってしまいました。
「ドラゴンクエスト名言集 しんでしまうとは なにごとだ!」
この本はドラゴンクエストI〜Xにでてくる名言がたくさん載っているというものです。
ただ載せているわけではありませんよ。名言一つ一つに細かい説明や思いいれまで書いています。
ドラクエファンにはたまらない書籍となっています。
今日はですね、そんな本の中からピックアップして名言、メッセージを紹介したいと思います。
- ドラクエの名言集
- おおしんでしまうとはなにごとだ
- おはようございますゆうべはおたのしみでしたね
- もしわしのみかたになればせかいのはんぶんをにやろう
- はぐれめたるはにげだした
- おきのどくですがぼうけんのしょ-3ばんはきえてしまいました
- へんじがないただのしかばねのようだ
- あーらすてきなおにいさんねえぱふぱふしましょっいいでしょ
- そしてでんせつがはじまった
- いじめないでくれよーボクはわるいスライムじゃないよ
- クリフトはザキをとなえたキングレオはしななかった
- おおカミよほかのひとはどうなってもかまいませんなにとぞわたしのいのちだけはおすくいください
- なんとスライムがおきあがりなかまになりたそうにこちらをみてるなかまにしてあげますか
- なんとこの私が好きと申すかそそれはいかんもう1度考えてみなさい
- うんどんなにツラいことがあってもボクは負けないよ
- 自分がなにものかなんて誰にもわかりゃしないんだぜ
- こっちが助けて欲しいときはだれも助けてくれないくせになぜオレのやる事はジャマばかりする
- 遊んでくれてありがとつまらなかったわじゃあね
- いかなる苦しみの時もいかなる悲しみの時もいかなる時も人を信じ人を愛せ
- いつでも子供のことを見守りその子が困っていれば助けようとする親なんてのはそういうものじゃよ
- おつかれさまでしたこのまま電源をお切りしやがれ
- まとめ
ドラクエの名言集
おおしんでしまうとはなにごとだ
初出:DQⅠ
全滅した時に復活して王様に言われるセリフ。
王様から世界を託されたわけだけどさ、そんな言い方ないですよね。ねぎらいってもんが欲しいです。全滅したあげくお金が半分なくなってさらに怒られるとかもう魔王討伐する気なくすよ?僕だったら「もう・・・勇者辞めよっかな?」って感じになっちゃいますよ。
若干王様にイラッとしたセリフです。
おはようございますゆうべはおたのしみでしたね
初出:DQⅠ
ローラ姫と宿屋に泊まったら主人に言われるセリフ。
何を楽しんでたのか明確に表現されていないですけど、おい主人見てたんか!それともなにか声でも聞こえてた?
もっと詳しく教えろ!
って言っても子供の時はこのセリフの意味が全く分からなかったんですけどね。
何を考えてこのセリフを入れたのか制作者の心境が知りたいです。
もしわしのみかたになればせかいのはんぶんをにやろう
初出:DQⅠ
苦難を乗り越えてやっとりゅうおうと対峙した時に言われるセリフです。「はい」か「いいえ」の選択肢でどっちを選択しても物語が進むだろうと思いきや「はい」を選択したとたん画面が真っ赤になって操作不能になるのは軽いトラウマです。
勇者としてあるまじき選択をしてしまったということですね。
はぐれめたるはにげだした
初出:DQⅡ
倒したら経験値をたくさんもらえるメタル系のモンスターは逃げやすいです。なのでこのメッセージが出た途端落胆したプレイヤーも多いです。
そもそもなぜメタルな体してるくせに素早いんだよおかしいだろ!とコントローラーを投げた記憶もあります。
おきのどくですがぼうけんのしょ-3ばんはきえてしまいました
初出:DQⅢ
ドラクエ最大のトラウマ。セーブデータが消えてしまった時のメッセージです。
当時はセーブデータが消えやすいです。このメッセージを用意している時点でデータ消失を想定していたと言うことですもんね。
言いたいことは一つだけ。
おきのどくで済まねえから!!
へんじがないただのしかばねのようだ
初出:DQⅢ
死んでいる兵士や町人に話しかけたらこのメッセージが表示されます。まず死体に話しかける勇気が凄いですね。死体の可能性の方が高いのにそれでも話しかける勇者ね。この世界ではありふれた日常かもしれませんが尊敬します。
あーらすてきなおにいさんねえぱふぱふしましょっいいでしょ
初出:DQⅢ
ぱふぱふの元ネタは漫画、ドラゴンボールのぱふぱふです。
男性が喜ぶような行為らしいですけどドラクエ内で実際ぱふぱふがどういうものなのか分からない表現なので想像力を掻き立てられますね。
そしてでんせつがはじまった
初出:DQⅢ
DQⅢのラストで表示されるメッセージ。
このメッセージによってDQⅠ~Ⅲが繋がってるんだと言うことが明かされます。というかⅢがⅠに繋がるセリフだということを知って鳥肌が立ちましたよ。
いじめないでくれよーボクはわるいスライムじゃないよ
初出:DQⅣ
コミーズ村のエドガン家の地下でスライムに話しかけるとこのセリフが聞けます。
可愛い。
このセリフの知名度が上がったことによってスライムの人気も出たのだと思います。可愛い。
クリフトはザキをとなえたキングレオはしななかった
初出:DQⅣ
ザキとは低確率で相手モンスターを一撃で仕留める呪文です。
しかしボスモンスターにはこの呪文は効きません。なのにも関わらず当時のAIの性能はよくないので高い確率で効かないボスモンスターにもザキ、上位呪文のザラキを連発するクソ性能です。泣く泣く「じゅもんつかうな」の命令を下したプレイヤーも多いのではないでしょうか。
おおカミよほかのひとはどうなってもかまいませんなにとぞわたしのいのちだけはおすくいください
初出:DQⅣ
牢獄に捕まっていた神父が口走っていた言葉。神父だとは思えない発言ですね。でも自分が窮地に立たされていたらこうなってしまうのでしょうか。
人間の本性を現したようなセリフです。
なんとスライムがおきあがりなかまになりたそうにこちらをみてるなかまにしてあげますか
初出:DQⅤ
モンスターを倒した際仲間になるときに表示されるメッセージ。
ただ「仲間になった!」ではなく「なかまに なりたそうに こちらをみてる!」というのが今まで戦っていたから申し訳ない気持ちも表しているメッセージなのかなと読み取れます。
そう考えると仲間にするモンスターがいっそう可愛く見えてきます。
なんとこの私が好きと申すかそそれはいかんもう1度考えてみなさい
初出:DQⅤ
花嫁を選ぶときに決断できずに領主であるルドマンに話しかけたら聞けるセリフ。
ゲームですけどまるで自分の人生のように悩んでいた選択なのでこのセリフによってなんだか気持ちが落ち着きましたよ。ルドマンは選ばないけどな!
うんどんなにツラいことがあってもボクは負けないよ
初出:DQⅤ
主人公の幼少期のセリフですけど後のストーリーを知っていたらすごく泣けてきます。
辛いことがありすぎますから。まさかこのセリフが伏線・・・というかフラグになってるなんて思わなかったですよ。思い出したらまた悲しくなってくる。
自分がなにものかなんて誰にもわかりゃしないんだぜ
初出:DQⅥ
ランドが主人公に言ったセリフ。この時は何気ないセリフだと思っていましたけど、後になって物語の核心を突いた伏線になってたなんて驚きました。(この世界の人達は2つの世界に存在する)
あとこのセリフはプレイヤーに操作されたRPGのキャラクターそのものの心境を指す言葉と考えるのは深読みしすぎですか?
こっちが助けて欲しいときはだれも助けてくれないくせになぜオレのやる事はジャマばかりする
初出:DQⅥ
テリーが主人公達との戦いに負けたときのセリフ。
このセリフは後に発売されるテリーのワンダーランドのことを考えたら深い意味に聞こえます。
幼少期は自分の力で姉であるミレーユを助けに行かなければ行かなかったわけですから。
遊んでくれてありがとつまらなかったわじゃあね
初出:DQⅦ
マリベルのセリフ。
つまらないのにお礼を言うところが少しのデレが垣間見えますね。他のセリフも気の強い言葉とは裏腹にたまに見せるデレ要素でマリベルのことが好きになりました。
当時はツンデレという言葉がない時代なのでマリベルを生み出した功績は大きいです。
いかなる苦しみの時もいかなる悲しみの時もいかなる時も人を信じ人を愛せ
初出:DQⅦ
レブレサックの村の神父が書き残した言葉。神父は魔物の姿に変えられて村人に処刑されそうになりましたけど、住人達のためを思ってこの言葉を書き残しました。
でも現代のレブレサックでは真実が村人の都合よく改ざんされていました。
レブレサックの住人達はかなり胸くそが悪いですね。
いつでも子供のことを見守りその子が困っていれば助けようとする親なんてのはそういうものじゃよ
初出:DQⅧ
魔物の姿に変えられた王様、トロデが放った一言。自分も娘を馬の姿に変えられているためその言葉は深く感じられます。
魔物に変えられたとは言え人間味のある言葉ですね。
おつかれさまでしたこのまま電源をお切りしやがれ
初出:DQⅨ
冒険の書に記録するときには「おつかれさまでした。 このまま電源をお切りください」というメッセージがデフォですがDQⅨでのならずもの達が集まる町でののメッセージがでました。
命令口調に笑ってしまいました。
まとめ
メッセージ、セリフはまだまだあります。深い言葉、制作者の遊び心が詰まっています。
紹介した書籍はその他、ギャグ、作品ごとの忘れられないワードなどテーマに絞って名言がまとめられていたり、堀井雄二のゲームデザイナー入門などゲームデザイナーになりたい人にとってもためになるのでマジで読み応え抜群の書籍となっています。是非手にとって見てください。
深すぎるとかいうタイトルが鬱陶しい。
著作権侵害だなwww