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新海誠作品の面白い、おすすめランキング7選!

どうもiwakoです。

普段映画やドラマは見るけどアニメは見ないという人いますよね。中にはオタク文化だ、頭が悪くなるなど毛嫌いする人もいるかと思われます。

そんなアニメの中でも普段アニメをみない大人にもおすすめできる、むしろ大人にこそ見てほしいアニメ、新海誠監督の作品を紹介したいと思います。

新海誠監督のここがすごい新海ワールド

少年と少女の恋愛

主にこれをテーマにした作品が多いです。少年と少女の会いたいけど会えない心の距離感、待っている切なさ、心苦しさ・・・そのまま成長した少年少女は何を思うのか。

現実味のある恋愛をテーマにしているので、忘れていた甘酸っぱい子供の頃の青春、恋愛、そういったものを思い出させてくれるので大人の人に是非見ていただきたいのです。

 

美麗なる背景

新海監督の特徴といえば何といっても背景の使い方のうまいことがあげられます。

風景描写の精密さと光の使い方が素晴らしいです。

新海監督にも風景に関してはこだわりがあるようで、現実の世界が舞台であることが多いので、新海監督は一つの作品を作る際には1万枚以上の写真を撮影するそうです。

実写の写真を切り抜いたような美しい背景はそこからきてるんですねー。

 

新海誠作品ランキングベスト6

お待たせしました。長くなりましたがランキングの発表です。

第6位星を追う子ども

劇場作品4作品目。

キャッチコピー『それは、“さよなら”を言うための旅。』

まず4作目ということで今までの新海作品と異なるのはがっつり冒険ファンタジー作品ということです。

3作目までのような恋愛の距離感とかはなく、展開的には愛したものが死に、新しい出会いがあり、冒険しながら成長していくという王道展開ですが、キャラクターの動きやラピュタやもののけ姫といったジブリ作品を彷彿とさせるような場面がちらほら見受けられます。

それは新海監督も認めており、「ジブリに影響を受けてある程度自覚的にやっている部分はある」とインタビューを受けています。

この作品はつまらなくはないのですけど、どうしてもジブリと比べてしまって評価が少し落ちざるをえなかったです。

僕としては新海作品の真骨頂はリアルな恋愛描写だなと改めて思いました。

それでも新海監督らしい繊細で美しい背景と光の描写、複雑な感情の表現はさすがというべきでしたね。

新海監督はこんなファンタジー作品も作れるんだと今までの作品とは違った目線で見れたアニメ映画でした。

 

第5位雲のむこう約束の場所

劇場作品3作目。

キャッチコピー『あの遠い日に僕たちは、かなえられない約束をした』

青春とSFの融合といった感じです。

男子中学生2人と女子中学生1人が約束を交わしますが、3年の時がたち、1人は遠くへ旅立ち、1人は立ち止まり、1人は過去に取り残されるというそれぞれの時間の流れや感情が細かく描かれています。

映像面においても文句はないです。日常生活の風景や演出などは相変わらずハイクオリティですね。

友情と恋愛のバランスも良かったです。苛立ちや葛藤、思いを伝えられない苦しみがよく伝わってきました。

その反面少し説明不足なところはあり、そこは視聴者のご想像にお任せといった感じなのでしょうが・・・いろいろ考えさせられるアニメ映画でした。

 

第4位ほしのこえ

劇場作品1作目。

キャッチコピー『私たちは、たぶん、宇宙と地上にひきさかれる恋人の、最初の世代だ。』

新海監督のデビュー作品です。25分という短い時間ですが、なんとこの作品、監督、脚本、演出、作画、美術、編集に至るまでほぼ新海監督一人で完成させた作品です。すごいですよねー。さらにこの作品は2つのバージョンがあり、元のオリジナル版には男の声を新海監督自身が務めています。

地球と宇宙で離ればなれになった男女の恋模様を描きます。SF要素が強く、ロボットものが好きな人にも楽しめるかと思います。

距離が離れるたびメールが届く時間がかかってしまうというよくこんな設定思いつくなと感心してしまいました。

メールが来ない苛立ちや切なさがひしひしと伝わってきました。このころから新海ワールド炸裂でしたね。

全体の作画は自主製作かつ最初の作品ということで粗が目立ちますけど、それでも鮮やかな色彩や綺麗な背景、演出はよかったので、個人で作ったとは思えないアニメ映画でした。

 

第3位言の葉の庭

劇場作品5作目。

キャッチコピー『“愛”よりも昔、“孤悲(こい)”のものがたり。』

今までの作品と異なるのは少年少女の恋物語ではなく、少年と大人の女性との甘酸っぱい恋物語です。

キャッチコピーの孤悲(こい)にもあるように万葉集がテーマの一つとしてあります 孤悲とは万葉集で一人悲しい恋という意味であり、まさにその通りで、高校生男子が大人の女性に恋い焦がれて、でも大人との差にあがいて苦しんでいる様子がとても切なくて、感情が揺さぶられます。

この作品ではほぼ雨が降っています。その雨の美しさ、雨上がりの光に見せ方といったらもう影の主役と言ってもいいくらいです。

激しく降る雨がまるで2人の感情の揺れ動きに連動しているような感じで、背景すら物語の一部として上手く描かれていると思います。

梅雨の日とかにまた見たいですね。

美しいという言葉がぴったりのアニメ映画でした。

 

第3位.天気の子

劇場作品7作目。

キャッチコピー『これは–僕と彼女だけが知っている、世界の秘密についての物語。』

新海誠最新作、前作『君の名は。』が売れたことで、キャラデザや楽曲のロックバンドは変えずに続投です。

まず「雨が降り続ける東京」という思い切った設定にしたなあと思いました。

前作は過去を変えるために運命に立ち向かいますが、今作は未来を変えます。それもヒロインと世界が天秤にかけられ選ぶ選択を迫られます。でも主人公の帆高はぶれないです。自分が正しいと思ったことを突き進むのがかっこいいです。この作品では他の大人たちもそれぞれの信念があり正義がありるのでそこも見どころですね。

『君の名は。』ではキラキラした東京がでてきましたけど、こちらでは東京の闇の部分が多くでてきます。東京の冷たさ、風俗街、テーマが雨であることから、よりリアリティが感じられました。『言の葉の庭』でも雨をメインに描かれていましたけどこちらも雨の演出が美しいですね。透明感、音、雨が水たまりに落ちた時の波紋のでき方、跳ね返る様子など一粒一粒丁寧に作られていてこだわりを感じました。

あと『君の名は。』から滝と三葉がゲスト出演しているので見逃さないようにしましょう。出てきた時は「おお!」って声がでてしまいました。最高のファンサービスです。

 

第2位秒速5センチメートル

劇場作品3作目。

キャッチコピー『どれほどの速さで生きれば、きみにまた会えるのか。』

3話で構成されており、それぞれ1話『 桜花抄』、2話 『コスモナウト』、3話『 秒速5センチメートル』というタイトルがついておりストーリーは独立してますが、全編を通してみることで、主人公が小学生から社会人になるまでのお話ということがわかります。

秒速5センチメートルとは桜の花びらが舞い落ちる速度の意味で、会えない時間と距離、別々の人生を歩んでいる男女の心境の変化、大人になるまで彼女を思い続けた心理描写が細かく描かれています。

言っときますが・・・見終わった後ものすごい切ない気持ちになります。

すごくリアル感があり、同じような経験をしたことがある人は多分心が痛くなってまともに見れなくなりますよ。心に残り続ける映画ですね。

個人的には1話の『 桜花抄』が好きです。お互いに好きだけど親の都合で離ればなれ、でも小学生には親についていくしかない・・・そんな感情や時間が流れていく景色などがどこまでもリアルで心にぐっときました。

そんな大人になるほど辛くて悲しくなるようなアニメ映画でした。

 

第1位君の名は

劇場作品6作目。

キャッチコピー『まだあったことのない君を、探している。』

いや、普通に面白かったですわ。今までで一番面白かった。・・・うん見入っちゃった。

さすが話題作ですね!これは1位ですよ。

見終わった後頭の中がふわふわしてましたからね。あの世界観に。

というわけで『君の名は。』です。キャラクターデザインはアニメ『あの花の名前はまだ僕は知らない』でキャラクターデザインを手がけたアニメーター、 田中将賀さんです。これだけで「あ、見よう」ってなりました。

田舎と東京に住む男女が定期的に入れ替わり、環境が違う生活に戸惑いながらもその世界を体験し、その世界に慣れて、周りの人間の見る目も変わってきて、だんだんとお互いのことが気になって仕方がなくなる。そんな感じです。

作中の映像の美しさは言わずもがな今までの作品以上に力が入っていて、美しい背景、時が流れるスピード感、挿入歌の入りも最高でした。

電車に乗るシーンが何度かありますけど田舎から都会まで乗ったことある人なら電車の中から見える風景の移り変わりとか感情移入できるところがあったのではないでしょうか。

僕は名古屋に住んでいるので、作中で名古屋駅で止まった時は「おお!これよく見る風景だ!」って興奮してしまいました。

主なネタバレは伏せますが、少し設定を詰め込みすぎた感はありますね。途中途中、ん?ってなることもしばしば。だからこそもう一度見たくなりました。

あ、1クールアニメで見たかったですねー・・・それはさすがに長いかな。

それほどもっと掘り下げてほしい、ハッピーエンドでまとまった終わりだったんですけど、その後も気になるアニメ映画でした。

 

君の名ははなぜ売れたのかその魅力を考える

なぜあんな爆発的大ヒットしたのかを考えてみました。

良くも悪くも万人受けする画風とストーリー

今までの新海作品は少し画風の癖があり、ストーリーも少し難解な部分があったり、見終わった後もやもやするというか悪い言い方をすれば後味が悪い終わり方が多かったのです。だからこそ心に残る作品なんですけど。

この『君の名は。』は画風も今風のアニメのタッチで描かれていて、ストーリーも男女入れ替わりという使い古された設定ながらもわかりやすくてコメディあり、シリアスあり、気持ちよく見れる作品だと思いました。

しかしこの作品のみは大人向けというよりは多少今の子供達の層を取り込むように作られたのかなと思います。

でも基本的には誰でも楽しめる作品だと思っていますよ。

 

昔からのファンも逃がさない

過去作から作風変えたからと言ってファンは逃げません!

田舎の風景、電車の映像、会いたいけど会えない心情など、今までの作品のテーマになったものをよりどりみどりに入れています。

しかしただいいとこ取りをしているわけではなく、映像、演出は過去作以上の仕上がりになっていますし、過去作を知っている人ならニヤリとするような小ネタや描写がちりばめられています。

このことからまさに新海作品の集大成たりえる作品だと思いました。

 

何度も見たくなる

根本的なストーリーはわかりやすいですが、その中でも複雑な設定はあるので一回見ただけだと「ん?」ってなるようなところも少なからずありました。

ストーリーには直接関わりがないけれど考察しがいのある描写があるので、それを深く探りながら見ることが出来るので、最初見たときとはまた違った目線で楽しめると思います。

こういった細かな気配りもヒットを生んだ要因だと考えています。

 

音楽

『君の名は。』の楽曲は4人のロックバンド、RADWIMPS(ラッドウィンプス)が手がけました。

作中の曲はすべて『君の名は。』のために作られたものです。

そのどれもが作中の演出に合っていて、台詞に合わせるような音楽もあれば、感情、心情に上乗せするように繊細で美しいメロディが流れます。

歌詞の一つ一つがその世界観を表しています。映像の美しさもさることながら、音楽がさらなる相乗効果を与え、引き込まれました。

後で楽曲のみ聞いても映画のシーン、流れを思い出すことができます。

前前前世いい曲ですね!

 

おまけ1-短編映像作品-

『彼女と彼女の猫』という4分弱のモノクロ短編作品で、完全に自主製作の作品です。猫の声を新海監督本人が務めており、短い短編ながらも、猫視点で見た、寂しさとか切なさ、温かいぬくもりなど細かい演出が高い評価を得ています。

後の新海作品に続く、原点となる作品ですね。

他にも短編映像は作られているので気になった人は調べてみてください。

おまけ2-CM-

新海監督はCMの映像提供もしています。

こちらはZ会の受験生応援用CMです。キャラクターデザインが『君の名は。』と同じ人なので『君の名は。』と同じ雰囲気で見ることができます。相変わらず映像が綺麗。

他にも多数のCM映像を作っているので気になる人は調べてみてください。

 

この記事を書くにあたった経緯とか最新作君の名はの復興収入とか

新海誠監督の知名度はそこまで高くはなかったと思うんですよね。一部には熱狂的なファンがいますけども。

ジブリってあるじゃないですか。あちらも大人にも薦められるアニメですが・・・知名度が桁違いですね。宮崎駿って言ったら「あ、ジブリの人だな」みたいにアニメを全く見ない人でも名前くらいは聞いたことがありますよね。

ではなぜ誰でも知っているのか。

簡単な話売れたからです。そして毎回話題になるから。

アニメに興味がない人でも「周りがみんな見てるし評価も高いみたいだからちょっと見てみようかな」と、もう一種のサブカルチャー化されているんですよね。

あれです。普段はサッカーなんて全く興味がないのにワールドカップになったら必死に応援するみたいな。それと同じです。

僕はワールドカップもあまり見ませんけどね。

そんなどーでもいい話は置いといて話を戻しますが、この記事を書くにあたった経緯は、新海誠監督の最新作『君の名は。』が公開されたじゃないですか。

それがもう新海監督も予想しなかったほど売れに売れて話題になりましたよね。

復興収入がなんと2016年11月現在で176億円らしいです。邦画の収入ランキングで歴代4位を記録したのだとか。

3位から上は全部ジブリなんですけどね。

すごいとしか言葉が出てこないですよ。

それで新海誠の名が一気に広まりました。でも古参のファンの僕からするとそれは少し寂しい気もします。

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現在新海誠作品が無料で視聴できるのはdTVという動画配信サイトになります。

dTVとはNTTドコモが配信している動画配信サービスで、配信数は12万本以上と、動画配信サービスの中ではU-NEXTに次いで多い配信数となっています。

ジャンルはアニメ、ドラマ、映画から、音楽や教養番組まで様々です。dTVでしか視聴することができないオリジナルコンテンツもありますよ。個人的におすすめしたいのは。人気バラエティのゴッドタンです。地上波で放送されていない完全オリジナルの企画満載です。

『ゴッドタン』の見放題動画配信サービスは?面白い回満載!どうもiwakoです。 ゴッドタンはテレビ東京系列で放送されているバラエティ番組です。 レギュラーにおぎやはぎ、劇団ひとり、...

 

新海誠作品で現在配信されているのは

  • 君の名は。
  • 秒速5センチメートル
  • 雲の向こう、約束の場所
  • 言の葉の庭
  • 星を追う子供

の5作品になります。新海誠の知名度をあげるきっかけとなった「君の名は。」が視聴できるのは嬉しいですね。

配信数が多いのにも関わらず月額料金はかなり安くなっています。

配信サービス月額料金配信数
dTV月額500円12万本以上
U-NEXT月額1990円14万本以上
Hulu月額933円6万本以上
FODプレミアム月額888円2万本以上
Amazonプライムビデオ月額500円35000本以上

この表見てわかる通り、12万本以上の作品が月々500円で視聴することができます。

Amazonプライムビデオは料金はdTVと一緒ですが、配信数が段違いです。音楽コンテンツだけでも2万本以上あるのでライブ映像とか探している人にもdTVはおすすめです。もちろん新海誠作品以外のアニメもたくさんあります。

 

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「新海誠作品の面白い、おすすめランキング7選!」まとめ

『君の名は。』を見て新海監督のファンになった!他の作品も見て見たい人は是非過去作にも触れてみてください。もちろん最新作の『天気の子』も素晴らしいですが過去作は新海誠の原点が見られます。

美しい風景だけでも見る価値はあると思います。

どこかで見たことがあるような街並みや美しい風景、子供の頃の青春時代を思い出したいという人は新海ワールドを体感してみてくださいね。

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