どうもiwakoです。
突然ですけどアニメを作るのって大変ですよね。絵コンテ、脚本、アニメーター、キャラクタデザイナー、制作進行、どれかが欠けていたらアニメなんか作れません。締め切りに追われながら作って、それで話数に間に合わなければ総集編を作って間を持たせるしかない。でもできるだけそれは避けたいから毎日残業、夜中まで残って(下手したら朝まで)アニメを完成させるしかない。
大変だな~。
それでまだ制作年数が低ければ年収200万もいかないとか僕ならもうやってられませんよ。でもアニメが好きなら続けられるんですかね。
さて、そんなアニメ制作会社ですけどガイナックスという会社をご存じでしょうか。アニメ制作大変だなとか年収がどうたらとか関係ありません。忘れてください。ただの前置きです。ここからが本題、問題、そして課題。
株式会社ガイナックスとは
基本アニメをなんとなく見ている人はアニメの制作会社なんて気にしないですよね。それでもガイナックスは世界的にも有名だと思います。名前くらいは知ってる人もいるのではないでしょうか。
代表作に『ふしぎの海のナディア』『トップをねらえ!』など。
1995年にはあの社会現象を巻き起こしたアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』を制作しました。
あまり有名ではないかもしれませんが、個性的な作風として一部から根強い支持を受けている制作会社シャフトとの共同制作として『この醜くも美しい世界』、OVAだけのアニメですが『フリクリ』も隠れた名作です。
2000年に入ってからも、2007年には熱いアニメ『天元突破グレンラガン』でヒットをだしました。
ガイナックス、カラー、トリガーに分裂!現在は?
しかし2007年には『新世紀エヴァンゲリオン』の監督だった庵野秀明が退社、アニメ制作スタジオ、カラーを設立、それに伴いエヴァの主要スタッフ達もカラーに移籍しました。ここにはエヴァのキャラデザを勤めた貞本義行も所属しています。
2011年には『天元突破グレンラガン』の監督今石洋之が退社、副監督の大塚雅彦がアニメ制作スタジオ、トリガーを設立、それに伴いグレンラガンの主要スタッフ達もトリガーに移転しました。
さらにガイナックスは『新世紀エヴァンゲリオン』の版権をカラーに渡し、『フリクリ』の版権をプロダクションI.Gに売却しました。
カラーとしての制作は龍の歯医者はマジで面白いから見てください!おすすめ!
あとエヴァの新劇場版を手がけていますね。
トリガーとしての制作はキルラキルがまあまあ話題になりました。
え?
あれ?
今のガイナックスって何ができんの??
エヴァとグレンラガンのスタッフが抜けたガイナックスっていちごの乗ってないショートケーキじゃないですか。しかもいちごだけ食べられて1週間くらい放置されてたやつね。
カッチカチですやん!食べられたもんじゃない!
そもそもなぜ分裂したのか
現カラー代表の庵野秀明によれば、自分のやりたい企画を考えている時に他の企画がいろいろ動いていたから入る余地がないと思ったそうですね。それにその時点のガイナックスではできないような作品を作りたかったから会社を設立する決意をしたそうです。
庵野秀明が代謝してすぐに天元突破グレンラガンが大ヒットとなったので、庵野からしてもガイナックスは自分がいなくても安泰だと思ったんでしょうね。
しかしまさか天元突破グレンラガンの主要メンバーまで離れることになるとは思わなかったことでしょう。
グレンラガンで副監督を務めていた大塚雅彦は現在トリガーの代表取締役になっていますが、大塚雅彦も新しいことがやりたくて、ですがガイナックスのような知名度の高い会社だとブランドイメージもあるので慎重にならざるを得なくて、だから失敗しても被害が少なくて済むように一から会社を設立したのだと言います。
どちらもやりたいことがやりたくてという感じですね。まあアニメの監督は我が強いと言いますからね。なるようになったという感じでしょうか。
ここまで落ちぶれるとは思わなかったですけどね。
ガイナックスに1億円借金騒動
どうやらガイナックスの作品のほとんどはエヴァの監督であり現カラーの代表取締役である庵野秀明が監督を務めた作品らしいです。そのため庵野作品で得た収入から使用料をカラーに支払う契約があったようです。しかし庵野が退社して以降、ヒット作に恵まれず、庵野作品の使用料を支払えない状態が続きました。
2016年、ガイナックスに対して借金が1億円もたまってしまって、カラーは支払いを求めて裁判所に提訴しました。
そして2017年、ガイナックスは控訴せずに1億円支払う判決が下ったそうです。
おいおい、
ガイナックス大丈夫か?
ガイナックスの今後はどうなっていくのか
ガイナックスの年商は全盛期と比べて10分の1まで減少しているようで相当厳しい現実になっているようです。
ガイナックスの本社がいつの間にかマンションの1室に移転してますもんね。多くのヒット作を生み出したアニメ制作会社とは思えないですよ。
だってガイナックスの作品って2015年の『放課後のプレアデス』で止まってますもんね。
ガイナックス最後のヒット作がグレンラガンて・・・何年前だよ。
優秀な人材がカラーとトリガーに行っちゃったからなあ・・・ガイナックスがかわいそうになってきましたよ。
ガイナックスはもうオリジナルアニメ作ったらダメですよ。まともなの作れないんだから。
過去のヒット作である『トップをねらえ!』か『天元突破グレンラガン』の続編か新劇場版を作るしかないですね!版権があるうちに!
それか大人気漫画のアニメ化をすれば原作ファンがついてきてくれるんじゃないですかね。
そうじゃないといつまでもエヴァの会社ってイメージから抜け出せれないぞ!もう版権ないのに!
まとめ
アニメ制作会社のこと詳しくないんですけど、作品作ってない時ってスタッフに給料払えるんですか?それとも過去作で得た収入を食いつぶしてる感じなんですかね。
他の制作会社に協力することで生計を立てていたりするんですかね。よく分かりませんが。
正直ガイナックスは倒産する勢いですけど個人的には頑張って欲しいですね。また輝けるといいね!
アニメ制作って大変だー。
みんな!ニューバランスとエヴァンゲリオンがコラボするってよ!
エヴァカラーいいね!
でもこれで儲けてもガイナックスの利益にはならないんだよね・・・悲しいなあ。